日本研究!
こんにちは、本日二回目のまゆゆです!
今回は、AIUのカリキュラムの一貫である日本研究について紹介していきたいと思います!
AIUは確かに世界に開けた大学です。しかし、グローバルっ”ぽい"文化や価値観のみをちやほやし、自分の住んでいる国・地域のことをないがしろにするのでは本末転倒です。
そこで、日本研究と言われる授業がAIUには幾つもあり、このような授業を取ることが卒業要件のひとつにもなっています。
日本研究の授業は様々。茶道・華道といった日本の伝統文化や日本の政治・現代史などの社会科科目、秋田の自然・文化などを学ぶ秋田学という授業もあります!
このように、一口に”日本研究"と言っても内容が全く違うのです。そこで今日は、私が現在取っている茶道の授業に焦点を絞ってお伝えしたいと思います☆
茶道の本質
茶道の授業では、もちろん実際にお茶を点てたりもしますが、同時に茶の湯の精神・歴史などを学びます。日本の代表的文化である茶道ですが、意外にもその背景や本質的な意味を知っている日本人は少ないのではないでしょうか。そういった茶の湯の内面的な部分も深く学ぶ事の出来る貴重な場です。
また、授業の内容も多岐にわたり、お茶菓子や懐石について他国のものと比べてディスカッションしたり、ジェンダーと茶道の関係について学んだりもします。
留学生が多い!
茶道の授業の特徴として留学生が多いということが挙げられます。
実は茶道の授業は半数が留学生、残り半数が正規学生となるように人数が調節されています。日本の伝統文化である茶道の哲学や歴史を留学生と共に学んでいると、今までとは全く違った視点から自国の文化を見つめ直す機会が多々あり、とても興味深いです。
余談ですが、茶道・華道は日本研究の中でも人気が高い割にキャパシティが小さく、毎セメスター抽選が行われます…(+_+)かく言う私も、二年生になってようやく授業をとることができました…(笑)
フィールドトリップ
茶道の授業では、授業で学んだことをさらに深めるためにフィールドトリップに行くこともあります。例えば、日本の伝統文化の造形を深めるために能の舞台を観たり、実際のお茶会に参加したりもします。
英語での授業
AIUは全授業英語で行われます。これは日本研究の授業も例外ではありません。日本文化を多言語で学ぶことで、時には日本語のみで学ぶ時より多くのことを考えさせられたりもします。
そういえば、先日授業で”もちもち”という食感を英語でどう表現すればいいのか、ディスカッション中の話題に上りました。日本のオノマトペってすごいですね(小並感)
さてさて、日本研究、主に茶道の授業について紹介してきましたがいかがだったでしょうか?少しでも興味をもっていただけたなら嬉しいです!
宣伝ですが、今週末の10月8日(日)9日(月)には第14回AIU祭が行われます!多くの皆様のご来場をお待ちしております。
以下、AIU祭公式サイトです。こちらもぜひご覧ください♪
国際教養大学第14回AIU祭 AIU Festival 2017
それでは、日に日に寒くなりますが健康にはお気をつけて!まゆゆでした!