卒業記事特集 (ヒロの卒業) 第七章(サークル活動と就職活動について)
第七章です。
これで基本的なAIUについての1卒業生としての考察は終わりです。
4年間AIUで経験した中での
AIUにおけるサークル活動と就職活動についてです。
※僕は結果的に大学院に進むことになりましたが、最初は就活をしています。
また、周りの学生の話も参考に書くことにします。
さて、
一つ目、サークルについて:
これは小規模大学ならどこでもいえるので、
小規模大学におけるサークルについてのお話です。
このような大学でのサークルというのは、出来ては、潰れての繰り返しです。
こと、AIUにおいても在籍人数の少ない(特に正規生が少ない)部活、
サークルは年度末ごとに、廃部の危機を迎えます。
(広め隊は小規模ではありますが、不屈の精神でしっかり開学1年目or2年目から
生き残る歴史のあるものだから、みんな入ってね!)とまあ、
冗談ではないけど、おいておいて、
AIUには小規模大学という性格のほかに、
留学という全学生必須のイベントがあり、主に3年生がサークルからいなくなります。
また、他の記事でも触れたように、
大学4年になると卒論+就活+卒業単位確保と忙しいため、
部活に戻れる4年生は比較的少ないです。
※同じく前の記事で書いたように、留学後は知らない後輩ばっかいるため、入り込みづらいという理由もあります。まあ、仲良くなれば慣れるの早いんだけどね。
なので、基本3年で引退で、サークルのリーダーは2年生というのが実状です。
最初のセメスターは特に、サークルより授業を優先しろ!と教授たちに言われるため、主導的な役割を一年生がこなすことは難しい。
つまり、引き継ぎ期間の短さや、授業とサークルの兼ね合いが難しかったりする。
また、留学生が参加するクラブ・サークルは、その子たちの正規生との交流や溶け込みの手助けをする必要がでてくる。などなどの理由でクラブ・サークルが他の大学ほど、特に在籍人数の少ない部活は生き残るのが難しい。
ただし、他の大学が通学時間等で集まれる時間が限定されるのに対し、
AIUは約90%以上の学生が学内に住んでいるため、
過ごす時間は圧倒的に多くできる可能性があります。
小規模で、全体として過ごせる年数が少ない大学ではあるが、
クラブサークルのメンバーと、一緒にいる時間はむしろ、
東京の大学4年間より多い可能性もありますね。
※ただ、会う時間は授業の課題終了後とかなので、
平気で21時以降、下手すると24時ということもあります。
また、一年生は入学直後たくさんの部活に仮入部し、
居心地がよいところを選ぶ傾向があるが、多くて3つ、
多くの人は大学2年の初めころに1つか2つになると思われます。
※3つ以上の掛け持ちと授業を並列させると
(もちろん、クラブ・サークルによって、
拘束時間や、内容は変わるので一概には言えないが)、
タイムマネジメントをかなり頑張る必要がある印象です。
※この文を読んでくれた中から、広め隊を
最終在籍サークルにするメンバーがでることを期待します。
さて、次の部分だが、これは明らかにAIUにおいて言える欠点の一つですが
それは、社会との接点がないことです。
ただ、これは近年解決に向かいつつあるという見方もありますが。その理由は
秋田社会への貢献をするクラブ・サークルや、授業が増えている印象があるからです。
これについては、羚(広め隊メンバー)の所属する竿燈会などがよい例ですね。
ただし、就活を鑑みると、社会との接点が皆無という点は否定できないません。
僕や近年増えているように感じられる首都圏からのAIUへの入学者を除く、
首都圏以外から来ている学生はいまでも多いです。60%位でしょうか?
そのような人たちにとって、
首都圏のサラリーマンというのはかなり遠い存在であるのは確かです。
留学に大学3年時をささげ、授業もかつかつで入り、課題も多い以上、
インターン等を入れる余地はなくはないが、東京の大学に比べ少ないという実状。
そして、留学を終えると一気に就活モードに学生が切り替わる気がします。
※ここで違和感を覚える学生もいます。それまで卒論のトピックを考えたり、卒論の文献研究を進めてたりしていた学生が、それこそ一瞬で就活の顔になるますからね。
個人的には良い感性をしていると思ってますが。。
まあ、どちらにせよ、そこから就活が始まります。
首都圏の学生は首都圏の社会人がどういう人間たちで、
どういう会話や雰囲気をしているかおおまかと、わかるかもしれません。
ただ、特に地方出身で、就活を始めるといきなり、慣れないものを始めなければならないプレッシャーにさらされることになります。
※慣れないものを始めるという点で首都圏の学生も同じだが、
今まで終電近くの時間の電車で
社会人がお酒に酔ったり、がっくりしていたり、もしくは
朝のラッシュの中の社会人の生活などをまったく見たことがない人間もいます。
このような学生が首都圏に就活をするとき、
留学をするかわりに、
大学3年時からインターンを複数回終わらせた東京在住の学生がほとんど(?)の場所に行き、同じ説明会を受け、面接を受けるというのは、
かなり準備が足りない場合がありえます。
※とはいえ、そういう変に都会慣れしてない部分も多様性による利点の一つと言えなくもないので一概には言えませんが。
この中でAIU生は就活を行うことになります。
現在のところ就職率100%を謳ってはいるものの、
実際は本人たちの努力
(もちろん、就活センターのサポートのおかげもありますが)
もかなり必要とされる。と周りの就活生を見ていて思います。
さて、とりあえずここらでAIUにおける特殊事情で
このブログに載っていない部分を覆えたかと考えます。
長々書いたブログも次で最後になります。
明日に向けて準備している新入生!頑張ってください!
最初は慣れないこともあるでしょうし、不安も多いでしょうが
じきになれます。そして、最初の2週間はハネムーン期といわれる
時期でかなり、楽しい時期になります。とはいえ、TOEFL-ITPの準備は忘れずに。
明日、明後日寝不足になっちゃいけませんよ?
ではでは。また明日!