5代目☆AIUを広め隊 2021!

全国の皆さんこんにちは‼ パンフレットやホームページなどでは伝えきれないAIUの魅力を、生徒の視点から見て発信する学生団体ー それが、AIUを広め隊です‼ 今年度でこのブログも5代目となりました‼ 年を重ねるごとにさらに魅力を増していく、今全国の中で大注目の大学、AIUこと国際教養大学って何?と疑問に思っているそこのあなた‼‼‼ 愉快で個性的な隊員たちが、そんなあなたのためにブログを書いちゃいます☆ You should be reading!!

特別入試がやってきます。読んでみてください。

こんにちは、あばらぼね🦴です。

いよいよ今週末から特別入試ですね。受験を控えている方々のドキドキをとてもよく想像できます。私も二年前のこの時期に推薦入試を受け、AIUに入学しました。今年は少しイレギュラーなので参考にならないかもしれませんが、私の推薦入試の思い出を少しを小さな小さなアドバイスとともに紹介したいと思います。真面目にね真面目に。

 

私の特別入試に対するスタンスはずっと受かったらラッキーでした。倍率もなかなかあったので、できるだけの準備はしたうえであとは運試しくらいに思っていました。なのに、面接の当日は人生で一番くらいに緊張しました。無宗教なのに神様助けてって思ってました。午前の部の最後の方だったので自分の座席に座って二時間くらい緊張したまま座っていました。やっと呼ばれて面接室に入ると三人の先生方がこっちをずっと見ていて(当たり前なんですけど)、机には謎の紙が置いてあって、心臓がどうにかなりそうでした。ところがいよいよ面接がスタートすると面接官の先生がとても穏やかに今日の天気の話なんかをし始めたのでそこで緊張がかなりほぐれたのを覚えています。面接官の先生方は受験生の悪いところではなくいいところを見つけようとしてくれているので敵ではなく味方です。面接官の先生を怖がる必要は全くありません。面接が半分くらい進んだところでこんなの答えられないよー😢みたいな質問がきました。(準備不足の分野だっただけです)自分が何をしゃべっているのかも分からなくなってちんぷんかんぷんなことを口走ってしまったような気がします。でももし、そういうことが起こったとしてもなんでもいいから答えを出して、後は気にしないで大丈夫です。ミスを気にしてあとの質問もうまくいかなかったらそれこそ最悪なので。ちんぷんかんぷんなことを言っても受かった人間がここにいるので安心して次の質問に取り組んでくださいね。

(エッセイ事前提出ときいたのだけどもうエッセイテスト終わってるのかしら…情報難民ですごめんね。でも読んでね♡)

面接が終わっていたからか、エッセイはそこまで緊張していませんでした。前日の夜は自分に自信を持つために超絶簡単なエッセイテーマを選んでささっと書きました。教室に入ったとき40人くらいの受験生がいて、この中から数人しか受からないんだと思ったのを覚えています。周りに他の受験生がいると余計なことを考えちゃいますね。受験の時は自分のことに集中してください。自分をアピールする大会ですからね。問題を見た時に、例年より簡単めだなと感じました。それと同時にこれはハイレベルな戦いになるんだなということも感じました。でも大丈夫。さっき言った通り特別入試は自分をアピールする大会です。みなさんがアピールする”自分”というのは、ただのお肉の塊ではありません。みなさんが今までいろいろ経験したことや頑張ってきたことが積み重なって自分は形成されているんです。それは、ちょっとやそっとで崩れたり失われたりするもんじゃないです。エッセイのテーマごときで自分がアピールできなくなったりしません。面接でトリッキーな質問が出ても同じです。平常心でいつも通りやれば自然と光るものが出てくると思います。

 

面接、エッセイ共に一番の敵は緊張だと思います。

受験の日だけは自分に落ち着いてやればいいんだよーって言い聞かせてリラックスしてくださいね。

受験が終わった日は自分にやさしくしてください。反省会は開かなくていいから。

もしいい結果が発表されたら、喜んでください。

残念な結果が発表されてもそんなに落ち込まなくて大丈夫です。受かる人より落ちる人の方が多いんです。AIUに入学してくるたくさんの人が特別入試を経て一般入試で合格しています。一般入試に向けてのエンジンにしてください。

 

以上あばらぼねでした。

 

明日インスタライブを21:00-22:00でやります。特別入試前日特集ということで、推薦入試合格者二人が受験生の疑問や不安を解消していきたいと思います。

 

 

 

おまけ

ここにAIUへの道を置いていきます。

推薦入試AO入試社会人入試

合格体験記(推薦)

 

志望理由:私が最初にAIUを知ったのは中学3年生の時です。通っていた中学校が中高一貫校だったこともありその時期からうっすらと大学を意識していました。高校1年生の時に初めてキャンパスを訪れて自然に囲まれたキャンパスの中で日本人の学生と留学生が共存している環境に心惹かれました。自分が生まれ育った首都圏から離れ多文化共生のキャンパスで寮生活やすべて英語の少人数授業などを通じて新たな自分を発見したいと思ったこともありこの大学を志望することにしました。

 

自分のbackground:11月後半に推薦入試で合格して4月同級生の一般入試の人たちにたくさん言われたのは、英語面接までしているんだからもう全然しゃべれるんでしょ?でした。しゃべれる人もいるとは思いますが、私は両親が外国人であるわけでもなければ留学経験もありませんでした。中高の修学旅行でそれぞれ4日ほどカナダ、シンガポールに行ったぐらいです。推薦入試も直前まで受けるか悩んだこともあり1,2ヶ月ほどしか準備せず受かればラッキーぐらいの気持ちで推薦入試に臨みました。

 

志望理由書:出願しようと思ってからはまず志望理由書に取り組みました。最初は400字がとても多く感じたけれど仕上げ段階では収めるのがやっとになりました。担任の先生に指導されたのは自分にしかできない、当てはまらないことを書く、です。パンフレットのアドミッションポリシーや求める人物像などを読んでそれに当てはまるような部分を書いていきましたがそれだけではその文章を読んでも自分とは特定されないといわれました。自分とは何なのか、何がしたいのか、自己分析をいやというほどやらされました。自己分析を信頼できる先生などに話していく中で志望理由がだんだんクリアになってきました。

自分だけの志望理由書を作り上げられるように頑張ってください。

 

面接対策:最初は日本語の面接のみを練習して2週間前ぐらいから英語日本語の面接を通して練習しました。河合塾のデータや1年前に受けた先輩などから聞いた質問をメインに練習しましたが終わってみれば練習した質問は一つも出ませんでした。最低限の志望理由などについてはあらかじめ考えておいたほうが良いとは思いますが本番志望理由は何ですかとは聞かれませんでした。AIUで勉強したい、将来こうなりたいなどの自分の中での1つ軸を設けてそれに基づいて答えていけば日本語の面接は大丈夫だと思います。英語に関しては英検の面接をイメージするのが良いと思います。

 

英語小論文:一般の勉強にもなるだろうと思い1ヶ月前からC日程の問題を中心に対策を始めました。2.3日に一つのエッセイを目安に英語の先生とイギリス人のAETの先生に添削してもらっていました。いろんな先生に添削してもらうことをお勧めします。日本人の先生には伝わった意見もイギリス人の先生には伝わらなかったことが多々ありました。またそれぞれの先生からそのトピックについて様々な視点を得ることができます。300語、時間制限になれるのももちろんですが、様々なトピックに触れておくことが大事だと思います。

 

面接質問内容:

(日本語)

  • あなたがAIUに入学したらAIUにとってどんないいことがあると思いますか?二つ上げてください
  • AI×少子高齢化についてあなたの意見を述べてください
  • 志望理由について 
  • 経済分野に進みたいと書いたので…
    • なぜ経済学部ではないのか
  • 数学を好きと書いたので
    • なぜ数学が好きなのです?
    • 高校では数学分野で何か頑張ったことはありますか?

(英語)

  • あなたの出身地
  • あなたの挫折とその乗り越え方
  • どんな65歳になっていたいですか

合格体験記(AO入試

 ここでは私がAO入試に合格するまでの過程を記したいと思う。私は高校二年生の冬から三年生の冬まで約一年間留学していた。帰国後は限られた時間で受験勉強に取り組んだが、希望の大学には進学できなかったので浪人を決意した。本格的に国際教養大学AO入試対策に取り組み始めたのは4月からだ。私は入試の概要を熟読し、分析を開始した。まず、英語資格に関してだが、AO入試では英検、TOEFL、IELTS、TOEIC、などのスコアを提出しなければならない(最低基準有り)。そして、これは大きく合否に関わってくる。いずれかの資格一種一通しか提出できないため、どれかに絞って対策をしていくのが最も効率的だ。ずばりおすすめはTOEFL iBTで出願基準を満たすことを目指すことだ。毎週のように機会があるので、目標スコアが出るまで受けられるし、またスケジュールは組みやすい。(しかし、受験料が鬼高い。受験が終わったら、返済していこう。私は4回ほど受けたので、現在借金返済に追われている。)受験機会が少ない英検に焦点を合わせるより、開催回数の多いTOEFLの対策をするほうが理想的である。また、英検よりもTOEFLのほうが難易度が高いため、英検を保険代わりにすることが出来る。大学に入っても、いずれ同じテストを受ける必要があるし、さらに、多くの国際教養大学志望者の併願先である早稲田や上智ICUなどの入試でも利用できるので、やはりTOEFLの対策を勧める。効率的な勉強法は公式問題集(青の分厚いやつ、赤の過去問集2つ)をゴリゴリ解いていき、何周もすることだ。これに尽きる。実際の試験時間よりも短い時間で解くことを意識するとより良い。(筆者はこの方法で69から91まで点数を上げた。)ライティングに関してはタイピングスキルも必要なので日ごろから練習する必要がある。

 次に志望理由書。400字でお題は特にない。なんでこんなにも素っ気ないんだ、もっと誘導してくれないんだ、と思いながら理由を考えた。分析していくと、ここでは端的に短くまとめる力、相手の求めるものを理解する力が試されていると気づいた。そこで、大学が受験者に求めていることは「自分がどんなことを経験してどんなことを考えているかを伝えること」と仮定し、自己分析を始めた。以下は私が実際に進めていった工程だが、あくまで私のやり方なので参考程度に。

始めに、ノートを1冊用意し、これから以下のことをまとめていく。

1.大体のやりたいこと(目標)を考える。そして、なぜそう考えるようになったのかをひたすら自問自答していく。(行き詰ったら、親や友人に自分のことを聞いてみるのも良い。)

 

2.目標を達成するためにはどんな方法が考えられるかを探る。また、同じような目標を持つ人たちがどんなことを行ってきたか、問題点はなにか、を考える。(インターネットだけではなく文献調査も欠かせない。また自分は実際に、そういった人びとに会いに行くことで、見聞を広げていった。)この時に大切なことが、データの裏とりをすること(その情報が正しいか確かめること)。世に溢れている情報はある程度のバイアスがかかっている。データの発信者によって操作されていることが多い。嘘ではなくても、ごまかしや一部を切り取るといったことも行われることが多く、常にそのデータに信憑性があるか、客観的かを確認せねばならない。公的機関、政府などの情報は比較的信憑性が高い。文献調査に役に立つのが、「カーリル」というものだ。Googleで検索してみてほしい。この

サイトでは、自分の関心に係るあらゆる文献がどこの図書館で手に入るかを簡単に調べられる。私はこのサイトを利用して、数十冊の文献にあたり、1,2を深めていった。

 

3.目標を達成する方法がある程度見えてきたら、大学での学びとどのような関係があるかを考える。この段階で、大学のカリキュラムを熟読。ここで、具体的な志望理由が固まってくるはず。

 

4.いよいよ志望理由書の作成に取り掛かる。1~3でまとめたノートを見直して、情報を

短くまとめていく。このときのポイントが広く浅く書くことだ。志望理由書は重要ではあるものの、面接の下材料にすぎない。ゆえに、志望理由書は面接で話したいことの概要版に過ぎず、詳しいことは面接で言えるようにしておくと良い。

 

5.ひたすら推敲をする。先生や友人に何回も添削とアドバイスをもらって、洗練させていくと良い。実際、この作業が最も時間使うところである。推敲作業に時間をかけられるように、早い段階から1~4に取り組む必要がある。

 

6.満足のいく志望理由書が書けたら、次に「面接でツッコマレルポイント」を探す。広く浅く水面上を書いたものには当然隙間がある。読み手に疑問を与えそうな箇所があったら、面接で完璧に答えられるように準備しておく。(私は志望理由書を友人に見せて、つっこんでもらったりした。)水面下の内容を自分の言葉で言えるように(日本語と英語両方で)すると、面接に落ち着いて臨むことができる。

 面接では志望理由書についての質問に加え、一般的な質問もされる。(例えば、AIと少子高齢化について思うこと、あなたが大学に入ることでの大学側へのメリット、など)こういった質問は普段から自分を見つめたり、社会について考える癖がついていれば、何も問題ない。普段から自分の知的好奇心を爆発させることが、面接での最大のカギである。

 

これまで述べてきたことを考慮すると、相当な時間がかかるとわかるはずだ。時間の無駄遣いをなくす必要がある。ただ、友人との時間を減らすとか、受験に関係ない授業は聞かない、ということではない。いかに無駄と思える時間でも、自分の意識次第で有意義なものに変えられる。例えば、友人と話すときに政治や哲学についての話を切り出してみるだとか、退屈に感じる授業で、先生が話していることを頭の中で英訳してみるだとか、全てを自分のメリットに変えることが出来る。そういう意味で、無駄な時間をなくしていくと楽しいと思う。AO入試は自分自身を見つめ直すまたとない機会だ。健闘を祈る。

 

社会人入試合格体験記

私は昨年11月に社会人枠で合格し、この4月無事入学し、今勉強に明け暮れる毎日を送っています。今後社会人枠で受験する方々のために、私の受験対策を紹介します。対策としては、志望動機、面接(英語と日本語)、英語小論文の3点があります。

 

1.志望動機

400字なので、「なぜ他の大学ではなくてAIUでなければならないのか」を簡潔で明確に書く必要があります。面接官は志望動機を何度も読み返す事はしないので、ロジカルで理解しやすく書く事が大事です。私はまず、入りたい理由を全部書き出し、「自分に必要な能力がAIUでしか学べない」という趣旨でまとめました。10回は書き直したと思います。この志望動機は自分がなぜAIUに入りたいのかを明確にできる良い機会で面接対策にもつながるので時間をかけてやりました。

2.面接

 面接時間は10分程度であっという間に終わってしまったという印象が残っています。面接官は3人で全員が日本人でした。そのうちの1人がAIUの教授で英語の質問を担当されました。日本語の質問は、社会人枠なので今までやって来た仕事ともっている資格について聞かれました。英語は5問くらいで、「社会人として若い学生にアドバイスするならどんなアドバイスをするか」、「日本が抱える問題は何か」等です。この面接での質問は毎年変わるのでこの質問が来年聞かれる保証は全くありません。どんな質問をされてもなんとかその場ですぐ答えられる臨機応変さが必要です。私は答えに詰まって上手く答えられなかったので、200%落ちたと思いましたが、合格できたので面接が上手くいかなくてもすぐ気持ちを切り替えて、翌日の英語小論文を頑張って下さい。

3.英語小論文

 これが最大の難関でした。Introduction, Body, Conclusionの3つのパートにわけ500字の論文を90分で仕上げます。私はTutorを見つけ、論文の書き方を教えてもらって色々な題目でひたすら書きました。社会人入試の論文の形式はAIUの赤本のC日程と良く似ているのでC日程の問題と解答は読みましたが、解答の論文の英語が高校生レベルの英語で書かれているのでやはりネットとかでネイティブの書いた論文を探して参考にするのが良いと思います。私は英検1級の問題を使った練習もしました。ここで英語で論文を書く練習をしっかりしておかないと実際授業が始まってから大変な事になるので、合格を見越して勉強頑張って下さい。普段から90分で書く練習をしないと本番で書ききれないと思います。私はたまたま予想していた分野の問題がでたので何とか書けましたが、苦手な分野だったら500字書けなかったと思います。どんな分野でも何か書けるようにしておくと安心です。

 

 以上が対策です。最後に私がなぜ合格したかというと、たぶん2人の息子を持つ母というユニークな存在にあると思います。子供達が大学を機に家を出て専業主婦の私は時間がたっぷりあるので、もう一度大学に戻って勉強し直しキャリアを積みたいと思い受験しました。私のその情熱がAIUに伝わったと思います。皆様にもAIUで勉強がしたいと思う理由がおありだと思います。

 

 ぜひそれを志望動機や面接の中で熱く語って下さい。