留学体験記:くいなり

こんにちは！

今は三年生で、もうすぐ四年生の、くいなりです。時が経つのは早いです。ずいぶんご無沙汰してました。

先月、留学先のニュージーランドから帰国しました。今は広島の自宅で、AIUのオンライン授業を受けてます。

受験生の方へ、来週はいよいよ共通テストですね。コロナウイルスの影響しかない現在の日本ですが、皆さんが今できることに迷いなく取り組み、少しでも良い結果がでることを願ってます。少しだけ留学について書くので、勉強の息抜きにしていただければと思います。

まず、自分は留学を予定通りに終えることができました。昨年の四月頃に、AIUから帰国指示のメールが届いたのですが、ニュージーランドと日本の感染状況を考慮して、現地で留学を続けたいとAIUに伝え、承認をもらいました。帰るか帰らないか、選択の余地があったという点で、自分は幸運だったと思います。

自分のニュージーランド留学をすごく簡単に表すと、英語と、キリスト教、になると思います。英語圏のニュージーランドでは、やはり、英語をたくさん使いました。それでいて、世界中の人種が交流する「人種のるつぼ」(melting pot)です。その多様性からか、人々は「違い」や「間違い」に寛容で、おおらかで、笑顔の多い国だと感じました。全てが最高だったわけではないけど。（お風呂に入れなかったし、トイレのウォシュレットも一度も見ませんでした笑。）

偶然にも、キリスト教徒(クリスチャン)の人々と関わる機会があり、気が付けば、留学期間中ずっと、その関係は続きました。（日本のクリスチャンは人口の0.5%ですが、ニュージーランドでは人口の20％だそうです。）自分はクリスチャンではないのですが、それでも、一緒に楽しい時間を過ごせました。今までクリスチャンと関わってこなかった自分にとっては大きな出来事です。以前は自分が知らないキリスト教というものをなんとなく忌避していましたが、留学のおかげで、自分はこれからクリスチャンの人に会っても、他の人と同じように分け隔てなく接することができると思います。

留学についてはいくらでも書けそうですが、書き過ぎると怒られちゃうので、このくらいにします。高層ビルが一つもない(自分が滞在した南島には無かったけど、北島にはあるかも。多分ある。)、空の広くて、日差しが鋭い、自然豊かな国でした。

今は帰国して、オンライン授業と卒業論文と、就職活動の波にのまれています。一年先の未来は全く分かりません。でもそれは、受験生の皆も一緒かな。

就職活動と受験勉強の違うのは、就活は「自分を隠す戦い」で、受験は「自分を出す戦い」だということ。（個人の意見です）

就活って、自分を如何によく見せるかだと思うんです。でも、受験生の皆は違う。自分が人からどう見られてるかとか、気にする必要はない。ただ、自分のできる精一杯を、テストにぶつけるだけ。だから、どうか悩まないで、やるだけやってみてください。単純だけど難しい、受験という壁を乗り越えてきてください。

（ちなみに、自分は日本の大学受験のシステムも、就職活動のシステムも、オンライン授業も好きではないです笑。でもやるしかないから、頑張るしかないから、ですね。）

最後は受験生激励みたいになりました。ほんとに応援してます。自分も就活とか頑張ります。

置かれた場所で咲いてみましょう。

またね。