5代目☆AIUを広め隊 2021!

全国の皆さんこんにちは‼ パンフレットやホームページなどでは伝えきれないAIUの魅力を、生徒の視点から見て発信する学生団体ー それが、AIUを広め隊です‼ 今年度でこのブログも5代目となりました‼ 年を重ねるごとにさらに魅力を増していく、今全国の中で大注目の大学、AIUこと国際教養大学って何?と疑問に思っているそこのあなた‼‼‼ 愉快で個性的な隊員たちが、そんなあなたのためにブログを書いちゃいます☆ You should be reading!!

AIU生から見てすごいと思うAIU生★2021冬

こんにちは、テディベア🧸です!

 

 

ひっさびさに宣伝以外のブログ書きます。わああい!!

今日のトピックはAIU生から見てすごいと思うAIU生」です✨(あれ、何か聞いたことあるなぁ…?という人は広め隊のファンですね。3月にも同じトピックのブログ書きましたぁ😃)

 

 

今日紹介させてもらうのは次の春卒業されるヒロシさんです。

 

コロナ禍で留学が中止になりもがき苦しんだ逆境を跳ね返し、遊びに「誘える人」の基準を変えるアプリ開発を通して、社会に変革を起こそうとしているこの前向きで前のめりな挑戦を特集しました!✨

 

 

ヒロシさんもプロジェクトもどっちも本当に素敵なので、両方にフォーカスした記事をお届けできたらなと思っております!!AIUで過ごした4年間を、卒業間近のヒロシさんが今どう振り返るのかも必見です👀

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★ヒロシさん's Profile★

・15期(4年生)

・出身:兵庫県

・幼少期に中国にいて、高校生の時に1か月留学していた。

AIUではサンフランシスコ州立大学に留学

・2022年春に卒業し、総合商社へ就職予定

 

 

 

 

 

YouはどうしてAIUへ?

🧸:まず、AIUを志望した理由を教えてもらえますか?

 

 

ヒロシさん

「あたりまえ」にとらわれない学生生活を過ごしたかったからです。

批判的思考や物事を多角的に見る力を養えて、かつ多様なバックグラウンドを持つ学生と関われることで「自分の中に常識を形成しない」AIUの環境がいいと思いました。

 

世界を基準にした教育を日本で受けたかったからです。

海外大学進学に憧れはあったけど経済的負担が大きくて。海外大学と同じシステムを採用していてとグローバル人材の育成に力を入れているAIUが素敵だと思いました。

 

 

🧸:なるほど、日本と海外の教育をCombineしているところに惹かれたっていうAIU生結構いますよね!!

 

 

🧸:「あたりまえ」を変えたいと思った瞬間があったんですか?

 

 

ヒロシさん

いい質問ですね。生まれた時から割と目立つタイプで中学校までは出る杭のような存在でした。それが許容されていない環境にいたから、できるだけ大多数に合わせようとして、自分の個性も隠していたし『普通の人』になろうとしていました。

でも、高校時代に言われたある一言でその価値観が変わって、「自分をさらけ出していいんだ」「あたりまえにとらわれなくてもいいんだ」と思ったときに、自分らしく好きなことをしたいなと感じるようになりました。

 

 

🧸:素敵なお話ありがとうございます✨AIUは個性があることを肯定的に捉えて後押ししてくれる環境だと私も感じます。

 

 

 

 

 

 

4年間のAIU生活から見えたもの

🧸:AIUに入ってよかった、大変だったと感じたエピソードはありますか?

 

 

ヒロシさん

在学中に僕が学業以外で力を入れていたことが3つあるので紹介しますね。

 

①英語ディベート

夜の20:00-22:00に週3で練習していました。大会前は授業以外の時間全部費やしていたかな。

社会に対するアンテナを張れるようになったし、自分ごととして問題意識を持てるようになったと思います。また、東京や関西の他大学とのかかわりを持てたのも有意義だったと思っています。

 

②イラン留学

1年生の1月に渡航し、自分の常識やあたりまえを「ポイ捨て」する経験になりました。

イランに行く前はジェンダー平等こそが社会のあるべきだと思っていたんですね。だから男女の役割がきっぱり分かれているイランに最初は抵抗を感じていました。でも調べてみると、女性のお医者さんの数が男性よりも多いとかポジティブな面もあることに気づいて。

世の中に「これが絶対だ」というものは存在しないと実感したし、自分が気づかないうちに偏見を持ってしまっていることにも気づけました。

 

アプリ開発

きっかけはコロナで留学が中止になったことでした。留学が中止になったから何か挑戦したいなと思い、友人とアプリ開発を始めました。

今開発しているのは「誘える人」の基準を変えるアプリです。

特にAIUの環境も影響しているかな。コロナ前はキャンパスでたくさん人とつながっていたのに、いざオンラインになってみると「きっかけ」なしでは人と会えなくなった。

大学時代にお世話になった人や、多種多様な人との関係が薄くなってしまうことはもったいなさすぎる。

そこから、もっと簡単に会いたいという気持ちを表現できたらいいなと思うようになりました。

 

 

🧸:ありがとうございます。コロナ前、コロナ禍、それぞれの環境に適応しながら充実した大学生活を送っていらっしゃるのがとても素敵ですね!

 

 

ヒロシさん

「出る杭を打つカルチャー」ではなく、「出る杭を全力で伸ばす」カルチャーがあったAIUにあったからこそ、僕は好きなことを好きなだけできた4年間になったと感じています。

 

 

🧸:このアプリ開発について、詳しくお聞きしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

アプリ:ChillWe

🧸:アプリの概要を教えてください。

 

 

ヒロシさん

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ChillWe」は友人を簡単に誘えて交友関係を広げられる、大学生を対象としたアプリです。お誘いを友達のタイムライン上に共有することで、従来では声をかけづらかった人も含めて気軽に誘い、交友関係の希薄化を解消することが狙いです。

誘う側と誘われる側の心理的不安を軽減することがChillWeの強みです。

今までないがしろにしていた「声さえかけたら会えたはずの友人」との出会いの可能性を大切にできるアプリです。

 

もっと知りたい方はこちら↓

camp-fire.jp

 

ChillWeのInstagramアカウントはこちら↓

https://www.instagram.com/chillwe_official/

 

🧸:なるほど。チームで開発しているとのことですが、ヒロシさんはどのような役割をになっているのですか?

 

 

ヒロシさん

僕は主にマーケティングブランディング等のソフトな部分を担っています。ChillWeと社会の架け橋になるべく日々走り回っています。アプリの開発等のハードな部分は僕と同期でAIU在学中の2人が担っています。刺激的な仲間に囲まれて自分って幸せ者だな〜っていつもるんるんしています。

 

 

🧸:アプリ開発のカタカタ系の作業までAIU生がやっているとは…!!

 

 

ヒロシさん

今現在もアプリ開発に注力していて、クラウドファンディングを通してフィードバックをいただいています。「正解がない」開発を進めていくにあたって、「自分たちの譲れない軸を持つこと」「自分たちなら絶対にできるというチーム効力感」を大切にしています。

 

 

🧸:コロナ禍が終わっても、このアプリがこんな風に活躍してほしいという思いはありますか?

 

 

ヒロシさん

もともと誘うプロセスが一方通行でナンセンスだと感じていました。「誘う」という最初の可能性を広げたい。最初のリミットを解除するという意味でコロナが終わっても役立ってほしいと思っています。

 

 

🧸:コロナ禍で「人とのつながり」の大切さに気付かされましたよね。素敵なプロジェクトです。応援しています!!

 

 

 

 

 

 

コロナ禍での留学

🧸:現在4年生ということですが、留学ってどうなりましたか...?

 

 

ヒロシさん

サンフランシスコ州立大学に2020年の1月~3月の2か月間だけ現地留学していました。コロナの影響で帰国した後は日本からオンラインで受講していました。

 

 

🧸:サンフランシスコ州立大学に決めた理由はありますか?

 

 

ヒロシさん

この大学に決めた理由は2つあります。

①映画を学びたかったから。

僕はストーリーによって人生観が変わった経験が多くて。その経験から、自分も映画を通じて世界中の人にインスピレーションを与えたいなと思いました。サンフランシスコ州立大学は映画で有名な大学だったのでここに決めました。

 

②都会で学びたかったから。

都会でダイバーシティにまみれたいと思いました。サンフランシスコは人種的にもセクシュアリティ的にも多様な地なので、日常レベルで刺激を受け、自分の視野を広げたいなとこの地を選びました。

 

 

🧸:現地ではどのような授業を取っていましたか?

 

 

ヒロシさん

メディアや映画の授業を15単位くらいとっていました。脚本づくりや本格的なカメラでの撮影を通じて映画作りについて学びました。すごく充実していました。

 

 

🧸:帰国後のオンライン授業はいつまで取っていたんですか?

 

 

ヒロシさん

2021年の3月に帰国して5月いっぱいまではオンラインで留学先の授業を受講していました。夏休みをはさんで2021年の秋から現在まではAIUのオンライン授業を受けています。

 

 

🧸:オンライン留学で辛かったこととか逆によかったことはありますか?

 

 

ヒロシさん

映画の授業でのグループワークの規模が小さくなったのは残念でしたね。本場のカメラを使って30分映画を製作する予定がiPhoneカメラで1分の動画になりました。

あと、英語を使う機会が必然的にとても減ってしまったのも悲しかったです。現地で生活していないというものそうだし、講義形式もオンラインになってからディスカッションが減ってしまいました。あの頃は教授も模索していた時期だったので。

 

その反面良かったと思う点は、効率的に色々なことに挑戦できたことです。時差的に授業時間が日本時間での朝だったので、昼からは自分の好きなことをする時間がたくさんありました。授業・アプリ開発・就活・インターンをこなせたのはすごく良かったと思っています。

 

 

 

 

卒業後について

🧸:卒業後の進路ややりたいことは決まっていますか?

 

 

ヒロシさん

次の春から総合商社に就職することが決まっています。配属はまだ決まっていないけど、ファッション系に携わりたいです。ずっと映画の話をしてたからびっくりしたよね?(笑)

 

 

🧸:プラダを着た悪魔が脳裏によぎりました😃

 

 

ヒロシさん

広告代理店や映画業界で、社会の固定観念をクリエイティビティの力でぶっ壊していきたいなとも思っているので、将来的には転職も考えています。

 

 

🧸:最終的に行きたい業界に行く前に違う職種を経験しておくって、財産になりそうですよね。

 

 

ヒロシさん

そのとおりなんだよね。もともと広告代理店をメインに考えていたんだけど、総合商社から内定をいただいたので、自分の視野を広げようと飛び込んでみました!

 

 

 

 

 

この記事を読んでいる人へメッセージ

🧸:受験生やAIUに興味を持っている人に向けて、コメントがあればお願いします。

 

ヒロシさん

「自分の感受性くらい自分で守れバカ者よ。」

詩人の茨木のり子さんの詩の一節で、僕が大切にしたいと思っている言葉です。

多くのの情報があふれていて揺さぶられやすい時代です。

 

リベラルアーツの観点から見てもたくさんの人の意見や情報を

取り入れることは大切ですし、僕も大事にしたいと思っています。

 

その中でもやっぱり最後に決断を下すのは自分であって、

「人にこう言われたから」という決め方ではなく、

何度ももがき苦しみながらも、

情報を自分なりに消化して解釈したものを信じてほしいなと思います。

 

 

僕も受験生時代AIUに進学するか併願校に進学するか

周りの意見を聞く中でブレた時期がありましたが、

最終的に自分の判断でAIUを選び、

後悔なく4年間を過ごすことができました。

 

最後は自分が信じた感受性を信じて進んでください!

 

 

 

🧸:ありがとうございました!!

 

 

AIUで激動の4年間を過ごしたヒロシさんに直接質問してみたい!という方は本ブログのコメント欄やChillWeのインスタグラムに送ってみてくださいね~!