5代目☆AIUを広め隊 2021!

全国の皆さんこんにちは‼ パンフレットやホームページなどでは伝えきれないAIUの魅力を、生徒の視点から見て発信する学生団体ー それが、AIUを広め隊です‼ 今年度でこのブログも5代目となりました‼ 年を重ねるごとにさらに魅力を増していく、今全国の中で大注目の大学、AIUこと国際教養大学って何?と疑問に思っているそこのあなた‼‼‼ 愉快で個性的な隊員たちが、そんなあなたのためにブログを書いちゃいます☆ You should be reading!!

わっぱの卒業記事①(広め隊について)

本日を含め、全国各地で地震が多発していますが、皆様お変わりございませんでしょうか。

お久しぶりです。14期、4年生のわっぱです。

今回久々の登板となった訳は、この3月で卒業することが確定したからです!!!

 

本当はもっと早くに卒業確定報告をするはずでしたが、「卒業できるの?できないの?」という宙ぶらりんな状態が数カ月続きまして…

というのも、AIUでは、他大学が大々的に行っている「卒業者発表」がないんですよね。卒業生の学籍番号がバーンと貼りだされたり、学生ポータルから卒業の可否を確認できたりするあれです。

そのため、卒業式当日まで分からないらしいという噂を聞いていたのですが、さすがに不安になって、先週事務局に問い合わせました。すると「わっぱさんは、卒業要件は満たしているようなので、余程のこと(犯罪を犯すとか)がない限り卒業できますよ」とのこと。犯罪を犯す予定はないので、晴れて卒業が確定しました!!!

 

オンライン卒業式まであと1日を切る中、恒例の卒業記事を執筆する順番がとうとう回ってきました。

語りたいことは山ほどあるのですが、相変わらず長くなりそうなので、2部に分けます!(誰得?)今回は、広め隊への想いを語ろうかなと思いますので、よろしければお付き合いください。

入学から卒業までの4年間お世話になった広め隊ですが、受験生の時は「憧れの場所」、そしてAIU生としては「居場所」でした。

 

中学2年生からAIUに憧れていたものの、「入試が特殊」や「偏差値が高い」といったイメージがどうしても強く、「どのような対策をしたらよいか」が分からない不安を抱えながら受験生活を過ごしていました。

そんな時、母がたまたま発見したのが、この広め隊のブログでした。(当時、携帯を持っておらず、パソコンも卒業論文用に購入したばかりというアナログ高校生でした。)

受験対策の参考にしたのはもちろんですが、それ以上に、学生生活が本当に魅力的に感じられたんですよね。「こんな人たちがAIUにはいるんだ」「ここでしかできない4年間を送っているんだ」という発見が記事を読む度に増えていきました。

ブログを通じて広め隊の先輩方を知るうちに、次第に隊員への憧れと尊敬の念も増しました。例えるなら、AIUのアイドルという印象ですかね。「自分もAIUに入って、この人たちに実際に会うんだー」という想いが、受験期の心の支えになっていたのは間違いありません。

 

そして晴れてAIUにご縁をいただき、参加した広め隊のファーストミーティング!(この時の勧誘メールはまだ保存してあって、2017年4月13日のことでした。)冒頭の先輩方の自己紹介で、皆さんのペンネームとお顔が一致した時は、「あの方って実在したんだー」というくらい嬉しくて。(笑) 

入学直後の僕は、EAPの課題量(そして知る人ぞ知るブライアン教授の恐怖)や、留学申請(希望の留学先に行けるの?)に関する不安を沢山抱えておりまして…そんなひよっこAIU生を親身に助けてくださったのが、広め隊の先輩方でした。9期のBobさん、ヒロさんやずんださんに代表される11期の皆さん、12期のミッキー嬢さんとクローバーさん、そしてはっちさんに代表される13期の皆さんには、授業や学生生活、留学について多くのことを教えていただきました。この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。

 

そんな先輩方がご卒業または留学された後は、僕自身が後輩をもつ立場になりました。その当時、同期である14期の隊員数が激減して、正に廃部の危機。幸いにも15期の隊員たちが入ってきてくれたおかげで、無事活動を存続することができました。AIUのクラブ・サークルは、留学を挟むことで、4年間在籍するメンバーがどうしても少なくなってしまうんですよね。それが原因で、長続きしない活動も多いのですが、開学時から続く広め隊を、何とか次の代に引き継げた安堵感は大きかったです。

隊長に就任した際は、代々の和やかな雰囲気を保ちつつ、どのようにブログの更新頻度や隊員のモチベーションを維持するかに悩んだことも多くありました。そんな隊長に最後までついてきてくれたメンバーには感謝してもしきれません。僕が留学を終えた後も活動してくれていた隊員もいて、本当に嬉しかったです。

 

そして、ラスト1年間。考えてみると、16期と17期のメンバーとは、オンラインでしか会ったことがないんですよね。半数以上のメンバーと実際に会ったことがないという衝撃の事実。(笑) 

この1年間、広め隊のメンバーに支えてもらった部分が多かったですね。最後の1年がオンラインになったり、卒業後の進路で迷ったりと精神的にしんどいこともありました。それでも、前向きに頑張っている後輩たちとミーティングで関わるたびに、「自分が落ち込んでいる場合じゃない」と背中を押されました。

同時に、留学や1年間の寮生活がなくなってしまった後輩たちに比べると、ラスト1年間がオンラインになったのは大したことないんだろうな、と少し複雑に感じていました。留学やキャンパスライフの経験を話すことで、彼らに辛い思いをさせてしまっているんじゃないか、と悩んだこともあり…それでも、学年の差を気にせずに関わってくれるメンバーばかりで、オンライン生活の中でも、僕の居場所を作ってくれた皆には、感謝しかありません。本当にありがとう。コロナが収束した際には、是非対面でReunionしましょう。(笑) もちろんオンラインでも!

 

最後に、広め隊の今後の話を少しして終わろうと思います。

4年間、この活動を行ってきて、大勢の受験生や保護者の皆様と交流する機会をいただきました。それは、僕にとって「AIUに来た意味」を再確認する場でもあり、欠かせない存在でした。「ブログのおかげで合格しました!」と報告してくれるのも本当に嬉しかったです。今年度からは、インスタグラムも開設され、「受験生をサポートする」ことに関しては、この4年間でかなり充実したと思います。

一方で、広め隊がリーチできる層に限界を感じてしまうこともありました。AIUを元々知っている方がメインで、「AIUって何?」という方に発信するのは難しい面があるのは否めない気がします。

学生の間では有名になりつつある本学ですが、社会人の方々への知名度はまだまだ。近年、似た名前の大学や学部が乱立したことで、他大学と混同されることもしばしばあります。

 一方、AIUがメディアで取り上げられる時は、就職率や大学ランキングといったデータ面でのお話がほとんどです。本学に興味をもってくださる方が増えるのは嬉しいですが、画一的な序列に組み込まれてしまうのも何だか複雑。同期と話をしていても、「『大学ランキングで〇位です!』と喜んでしまうと、AIUの独自性が失われてしまうよね…」という話題になります。ランキングや就職率、英語試験のスコアで説明できるほど、AIU生がいわゆる「優等生」ではないということは、私たち自身が最も理解しているのでしょう。

※「どちらが優れている / 特別だ」ということではなく、「1つの物差しで、数ある大学を評価するのは限界があるのでは」という意見です。

そのため、データや英語力だけでは語り切れないAIUの魅力を、より多くの層に知っていただくことが、広め隊の一番の使命なのだと改めて感じます。開学から20年という節目が近づき、受験業界における本学の位置付けが上がってきた今だからこそ、広め隊としても初心に返る必要があるのかもしれません。「AIUに行きたい!」という受験生に受験対策や学生生活を伝えるのももちろん大切です。それに加えて、「受験生以外の人にいかにアプローチをするのか」ということもAIUと広め隊が今後も進化していくためには忘れてはいけないのかも?

「卒業を目前にして何を今更」と思われるかもしれませんが、自戒の念を込めて、こちらに記しておきます。僕自身、在学生という立場は卒業してしまいますが、社会に出れば「AIUの代表」として見られることになります。その意味では、卒業生全員が、世間に向けての「AIU広め隊」と言えるのではないでしょうか。まずは、僕がその自覚をもって新社会人としての一歩を踏み出さないといけませんね。最近、自分の至らなさを痛感することが多いので、卒業式を機に気を引き締めようと思います。

 

長くなってしまいましたが、僕の広め隊への想いを綴ってみました。大学生活全般の振り返りは、卒業式を終えてから、またアップします!(需要あるのかな 笑笑)

 

東北地方にお住いの皆様は、気の休まらない時が続いていると思います。本日の地震の直後に、卒業記事を更新することに迷いもありましたが、ご容赦いただけますと幸いです。関西の地からではありますが、皆様のご無事をお祈りしております。引き続き、くれぐれもお気をつけくださいませ。