5代目☆AIUを広め隊 2021!

全国の皆さんこんにちは‼ パンフレットやホームページなどでは伝えきれないAIUの魅力を、生徒の視点から見て発信する学生団体ー それが、AIUを広め隊です‼ 今年度でこのブログも5代目となりました‼ 年を重ねるごとにさらに魅力を増していく、今全国の中で大注目の大学、AIUこと国際教養大学って何?と疑問に思っているそこのあなた‼‼‼ 愉快で個性的な隊員たちが、そんなあなたのためにブログを書いちゃいます☆ You should be reading!!

未来のAIU生へ ~AO・社会人入試編~

こんにちは。昨日に引き続き16期のキュンです。

今回も昨日に引き続き…

AIUへの道大公開」!!!

AIUへの道とは

AIUのことをもっと知りたい!ちゃんとした受験対策をしたい!そんな皆さんのために作られたのがこの「AIUへの道」です。

AIUへの道」は、現役AIU生による未来のAIU生ための受験対策ハンドブックです。これを読めば、あなたもAIUに合格してAIU生として充実した大学生活を送れること間違いなし!

 

今回はAO入試と社会人入試の合格体験記の公開ですが、少しちょうど一年前の僕の推薦入試の時の話をしたいと思います。

 

 

僕は土日の試験でしたが金曜日に秋田につきました。大学のすぐ近くのホテルに泊まったのですが夕食がほかの宿泊者と同じ場所でした。周りは受験生しかいなかったのですが最初に驚いたのは大半が親子で来ていたということ。人によると思いますが僕は一人で来たので話す相手がいなくてとても孤独でした。

 

前のりしたはいいものの夜特に何かするような気にもならず緊張でいっぱいでした。直前まで英語のエッセイの勉強をしていたイメージなどがあるかと思いますが、僕は高校の同級生と電話していました。出発してからほぼ一言も発していなかったので?とても楽しかったのを覚えています。

 

周りの友達も勉強で忙しかったとは思いますが長い時間話してくれました。一人でどうしようもなくなったら友達に電話するのはとてもいいと思います。おすすめです。

 

面接も英語小論文も正直に言うと緊張してあっという間でした。直前に何かするかというより今までやってきたことが自分の支えになってくれると思います。あばらぼねさんも考えていましたが自分に正直に答えたほうがいいと思います!

 

長くなりましたが特別選抜入試を受ける方は残り約1週間、あまり気負わずに自分を信じて本番に臨んでみてください。

 

以下本日公開分の合格体験記です。

 

合格体験記(AO入試

 ここでは私がAO入試に合格するまでの過程を記したいと思う。私は高校二年生の冬から三年生の冬まで約一年間留学していた。帰国後は限られた時間で受験勉強に取り組んだが、希望の大学には進学できなかったので浪人を決意した。本格的に国際教養大学AO入試対策に取り組み始めたのは4月からだ。私は入試の概要を熟読し、分析を開始した。まず、英語資格に関してだが、AO入試では英検、TOEFL、IELTS、TOEIC、などのスコアを提出しなければならない(最低基準有り)。そして、これは大きく合否に関わってくる。いずれかの資格一種一通しか提出できないため、どれかに絞って対策をしていくのが最も効率的だ。ずばりおすすめはTOEFL iBTで出願基準を満たすことを目指すことだ。毎週のように機会があるので、目標スコアが出るまで受けられるし、またスケジュールは組みやすい。(しかし、受験料が鬼高い。受験が終わったら、返済していこう。私は4回ほど受けたので、現在借金返済に追われている。)受験機会が少ない英検に焦点を合わせるより、開催回数の多いTOEFLの対策をするほうが理想的である。また、英検よりもTOEFLのほうが難易度が高いため、英検を保険代わりにすることが出来る。大学に入っても、いずれ同じテストを受ける必要があるし、さらに、多くの国際教養大学志望者の併願先である早稲田や上智ICUなどの入試でも利用できるので、やはりTOEFLの対策を勧める。効率的な勉強法は公式問題集(青の分厚いやつ、赤の過去問集2つ)をゴリゴリ解いていき、何周もすることだ。これに尽きる。実際の試験時間よりも短い時間で解くことを意識するとより良い。(筆者はこの方法で69から91まで点数を上げた。)ライティングに関してはタイピングスキルも必要なので日ごろから練習する必要がある。

 次に志望理由書。400字でお題は特にない。なんでこんなにも素っ気ないんだ、もっと誘導してくれないんだ、と思いながら理由を考えた。分析していくと、ここでは端的に短くまとめる力、相手の求めるものを理解する力が試されていると気づいた。そこで、大学が受験者に求めていることは「自分がどんなことを経験してどんなことを考えているかを伝えること」と仮定し、自己分析を始めた。以下は私が実際に進めていった工程だが、あくまで私のやり方なので参考程度に。

始めに、ノートを1冊用意し、これから以下のことをまとめていく。

1.大体のやりたいこと(目標)を考える。そして、なぜそう考えるようになったのかをひたすら自問自答していく。(行き詰ったら、親や友人に自分のことを聞いてみるのも良い。)

 

2.目標を達成するためにはどんな方法が考えられるかを探る。また、同じような目標を持つ人たちがどんなことを行ってきたか、問題点はなにか、を考える。(インターネットだけではなく文献調査も欠かせない。また自分は実際に、そういった人びとに会いに行くことで、見聞を広げていった。)この時に大切なことが、データの裏とりをすること(その情報が正しいか確かめること)。世に溢れている情報はある程度のバイアスがかかっている。データの発信者によって操作されていることが多い。嘘ではなくても、ごまかしや一部を切り取るといったことも行われることが多く、常にそのデータに信憑性があるか、客観的かを確認せねばならない。公的機関、政府などの情報は比較的信憑性が高い。文献調査に役に立つのが、「カーリル」というものだ。Googleで検索してみてほしい。この

サイトでは、自分の関心に係るあらゆる文献がどこの図書館で手に入るかを簡単に調べられる。私はこのサイトを利用して、数十冊の文献にあたり、1,2を深めていった。

 

3.目標を達成する方法がある程度見えてきたら、大学での学びとどのような関係があるかを考える。この段階で、大学のカリキュラムを熟読。ここで、具体的な志望理由が固まってくるはず。

 

4.いよいよ志望理由書の作成に取り掛かる。1~3でまとめたノートを見直して、情報を

短くまとめていく。このときのポイントが広く浅く書くことだ。志望理由書は重要ではあるものの、面接の下材料にすぎない。ゆえに、志望理由書は面接で話したいことの概要版に過ぎず、詳しいことは面接で言えるようにしておくと良い。

 

5.ひたすら推敲をする。先生や友人に何回も添削とアドバイスをもらって、洗練させていくと良い。実際、この作業が最も時間使うところである。推敲作業に時間をかけられるように、早い段階から1~4に取り組む必要がある。

 

6.満足のいく志望理由書が書けたら、次に「面接でツッコマレルポイント」を探す。広く浅く水面上を書いたものには当然隙間がある。読み手に疑問を与えそうな箇所があったら、面接で完璧に答えられるように準備しておく。(私は志望理由書を友人に見せて、つっこんでもらったりした。)水面下の内容を自分の言葉で言えるように(日本語と英語両方で)すると、面接に落ち着いて臨むことができる。

 面接では志望理由書についての質問に加え、一般的な質問もされる。(例えば、AIと少子高齢化について思うこと、あなたが大学に入ることでの大学側へのメリット、など)こういった質問は普段から自分を見つめたり、社会について考える癖がついていれば、何も問題ない。普段から自分の知的好奇心を爆発させることが、面接での最大のカギである。

 

これまで述べてきたことを考慮すると、相当な時間がかかるとわかるはずだ。時間の無駄遣いをなくす必要がある。ただ、友人との時間を減らすとか、受験に関係ない授業は聞かない、ということではない。いかに無駄と思える時間でも、自分の意識次第で有意義なものに変えられる。例えば、友人と話すときに政治や哲学についての話を切り出してみるだとか、退屈に感じる授業で、先生が話していることを頭の中で英訳してみるだとか、全てを自分のメリットに変えることが出来る。そういう意味で、無駄な時間をなくしていくと楽しいと思う。AO入試は自分自身を見つめ直すまたとない機会だ。健闘を祈る。

 

社会人入試合格体験記

私は昨年11月に社会人枠で合格し、この4月無事入学し、今勉強に明け暮れる毎日を送っています。今後社会人枠で受験する方々のために、私の受験対策を紹介します。対策としては、志望動機、面接(英語と日本語)、英語小論文の3点があります。

 

1.志望動機

400字なので、「なぜ他の大学ではなくてAIUでなければならないのか」を簡潔で明確に書く必要があります。面接官は志望動機を何度も読み返す事はしないので、ロジカルで理解しやすく書く事が大事です。私はまず、入りたい理由を全部書き出し、「自分に必要な能力がAIUでしか学べない」という趣旨でまとめました。10回は書き直したと思います。この志望動機は自分がなぜAIUに入りたいのかを明確にできる良い機会で面接対策にもつながるので時間をかけてやりました。

2.面接

 面接時間は10分程度であっという間に終わってしまったという印象が残っています。面接官は3人で全員が日本人でした。そのうちの1人がAIUの教授で英語の質問を担当されました。日本語の質問は、社会人枠なので今までやって来た仕事ともっている資格について聞かれました。英語は5問くらいで、「社会人として若い学生にアドバイスするならどんなアドバイスをするか」、「日本が抱える問題は何か」等です。この面接での質問は毎年変わるのでこの質問が来年聞かれる保証は全くありません。どんな質問をされてもなんとかその場ですぐ答えられる臨機応変さが必要です。私は答えに詰まって上手く答えられなかったので、200%落ちたと思いましたが、合格できたので面接が上手くいかなくてもすぐ気持ちを切り替えて、翌日の英語小論文を頑張って下さい。

3.英語小論文

 これが最大の難関でした。Introduction, Body, Conclusionの3つのパートにわけ500字の論文を90分で仕上げます。私はTutorを見つけ、論文の書き方を教えてもらって色々な題目でひたすら書きました。社会人入試の論文の形式はAIUの赤本のC日程と良く似ているのでC日程の問題と解答は読みましたが、解答の論文の英語が高校生レベルの英語で書かれているのでやはりネットとかでネイティブの書いた論文を探して参考にするのが良いと思います。私は英検1級の問題を使った練習もしました。ここで英語で論文を書く練習をしっかりしておかないと実際授業が始まってから大変な事になるので、合格を見越して勉強頑張って下さい。普段から90分で書く練習をしないと本番で書ききれないと思います。私はたまたま予想していた分野の問題がでたので何とか書けましたが、苦手な分野だったら500字書けなかったと思います。どんな分野でも何か書けるようにしておくと安心です。

 

 以上が対策です。最後に私がなぜ合格したかというと、たぶん2人の息子を持つ母というユニークな存在にあると思います。子供達が大学を機に家を出て専業主婦の私は時間がたっぷりあるので、もう一度大学に戻って勉強し直しキャリアを積みたいと思い受験しました。私のその情熱がAIUに伝わったと思います。皆様にもAIUで勉強がしたいと思う理由がおありだと思います。

 

 ぜひそれを志望動機や面接の中で熱く語って下さい。