5代目☆AIUを広め隊 2021!

全国の皆さんこんにちは‼ パンフレットやホームページなどでは伝えきれないAIUの魅力を、生徒の視点から見て発信する学生団体ー それが、AIUを広め隊です‼ 今年度でこのブログも5代目となりました‼ 年を重ねるごとにさらに魅力を増していく、今全国の中で大注目の大学、AIUこと国際教養大学って何?と疑問に思っているそこのあなた‼‼‼ 愉快で個性的な隊員たちが、そんなあなたのためにブログを書いちゃいます☆ You should be reading!!

AIU祭が終わり一週間が経ちました

ご参加いただけたかはさておき、金木犀焼き芋の香り漂うこの頃

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

どうもこんにちわ、フロートです。

この度は焼き芋と同じ色でお届けいたします。

 

今月に入り、石焼き芋の流麗な宣伝ボイスが住宅街を響き渡るようになりましたが、

石焼き芋の元締め会社か何かを買収すれば、

「いしや〜きいも〜、や〜きいも〜。今年のAIU祭もよろしくお願いします」と

言わせることができるのだろうか。

全国の石焼き芋を牛耳るAIU生が現れて欲しいものです。

 

さて、大学祭後は怒涛の課題提出ラッシュとなり

記事の投稿が遅れましたが(その点につきましてはお詫び申し上げます)、

不肖、フロートAIU祭の公式ウェブサイト・公式SNSの管理を仕り、

務めを全ういたしました。

 

なので、開催までの道のりをリークさせていこうかと思います。

 

今年度の実行委員会が組織されたのは昨年の11月末。

このとき世界はコロナの存在を知らず、当実行委員会も

台風以外の災害は起こるまいとし、春の新入生勧誘の執り行いなどについて話し合っておりました。

 

この楽観的観測は新年入って以降も続き、

4月に春セメスターのキャンパス立ち入り禁止が出されて

いよいよコロナウィルス情勢の影響を直に食らうこととなりました。

 

秋にはきっとコロナもおさまる。

 

 

多くのAIU生は秋のキャンパス登校も厳しいと察しておりましたが、

希望を捨てたくないという意思が強く。

また、AIU祭実行委員会も同様に、

大学祭が完全にオンライン開催となる可能性を考慮しつつも

現地開催を大前提に据えておりました。

 

おさまらなかった。

 

大学側のスタッフとの話し合いを重ねていくにつれ、

実行委員会内での不安が膨れていく様を目で確認できるものでした。

部員の活き活きとしていた顔も、退屈そうなものや虚目を埋め込んだものになっていき、

各部門の部長らの間でも希望と活力に影がさし始めました

 

慣れないオンライン・引きこもり生活は精神的な負担であります。

日頃の授業の出席や課題の嵐に加え、毎週の部の定例会に出席するのも一苦労。

一応、パソコンを開くだけなので定例会に参加すること自体は対面の時代よりも楽ではありましたが、

減少していくモチベーションに対して毎週一時間ほど開催されるかもわからない定例会に

時間を割くのは、割りに合うことではないと感じる方は多かったかと思います。

 

転機が起きたのは7月。

大学より正式に秋のセメスターも同様にキャンパス登校禁止が大学側より発表されました。

これによりAIU祭の現地開催の可能性が消滅しました。

そして、AIU祭を全面中止とするかオンライン開催とするかに実行委員会は二分されました。

 

アンケートや内部聞き込みなどを経て、実行委員の意見をまとめ、

実行委員会として「オンライン開催」という決断を即座に出しましたが、

現地開催が不可能となったことを皮切りに活動の継続参加を見送る判断をされた委員が相次ぎ、部員が半減する部門もありました。

 

さらに、オンライン開催により露店部や企画舞台、企画構内部など本来であれば現地開催でないと活動が成り立たない部門も現れ、

全ての部門において一から活動計画を見直すこととなりました。

 

初めから練り直すことが決定したのは7月中旬。

 

ここから一ヶ月間、実行委員会は束の間の休止を挟む。

とはいえ、確実に水面下で様々な動きがあったことは間違いない。

 

9月に新学期が始まって以降の動きはまさに電撃戦

AIU祭実行委員会全体の活動が再開し、夏休みの一ヶ月間寝かせていたバネを解放するかのように、

各部は爆発的なエネルギーで企画の完成に努めました。

 

露店部、企画構内部、企画舞台部といった一見全ての仕事を消失したかのように思えた部門も、

オンライン配信用型の企画の運営に切り替え、わずかな期間に一分の隙もなく準備を進め、

9月末には全ての企画が完成された状態となりました。

 

同時期、AIU祭の広報活動も本腰をあげる。

 

SNSにて連日宣伝、ウェブサイトの制作開始、チラシ・ポスターの頒布、新聞記事掲載、さらにメディア出演。

可能な限りを尽くしました。

 

そして迎えた本番当日

企画の配信体制、来場者へのサポート体制、ウェブサイトの閲覧体制。

直前まで調整を重ねましたが、なんとか万端な状態とすることができました。

 

生配信企画、動画配信企画、制作物の展示、バーチャルSNSクラスター」、有名人芸能人コラボ企画、お客様問い合わせセンターなどなど。

 

果たして全てうまくいくのだろうか。

 

開始早々、

一部の企画一覧ページの説明文の表示がおかしい、部のコンテンツが見えない、更新されても反映されない

といった問題が一気に湧出しましたが、一時間程度で解決。

その後も何事もなく、平和を謳歌しているうちに気づけば閉祭式でした。

 

思えば一ヶ月近くでここまで来た。

 

全くの新しい試みの連続でしたが、

全て実行委員の努力の賜物か。

見事前年度の1.5倍近くの来場者数(サイト訪問者数)である約4500人の訪問客を迎え、

第17回AIU祭は盛況のうちに閉幕となりました。

 

このような情勢は今後またあるかはわかりません。

前代未聞のピンチでありましたが、実力を試す一世一代のチャンスでもありました。

とはいえ、今後も状況が変化していくごとに、新たに挑戦と感じる場面が現れることでしょう。

 

今年のAIU祭は我々AIU祭実行委員としては大波を越えられたシンボルであり、

僅かな学生数の辺鄙な田舎学校が持つ微々たる力でも、時代の荒波を克服できることの証

日本人全体の0.003%に見せられたことは、かけ替えのない誇りであります。

 

いや、勝手に実行委員を代表して言っちゃってますが。

 

それにしても日本の総人口とはいえ0.003%と聞くと、かなり少なく感じますね。

ちょうどオスの三毛猫が生まれるのと同じ確率でAIU祭に参加した人と出会います。

これを3%くらいに引き上げるには、やはり、全国の石焼き芋販売業者をを買収するしかないのではないだろうか。

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第17回AIU祭マスコット シエル・ボヌール